機能は全て計器ブロック(部品)の組合せで実現
  • DCSカード内はハードウェア領域とソフトウェア領域に分かれています。フィールド端子ブロックは現場からの入出力を取り込み、両者の間を接続します。機器間伝送端子はネストバス通信を行い、他計装部品とネットワーク化するための要となります。

  • ループ制御や各種アナログ演算など、連続制御系に必要とされる機能は調節器ブロックと演算器ブロックの組合せで実現されます。プロセス上で要求される、高級制御や複雑な演算のほとんどが実現可能です。

  • シーケンス制御はシーケンサブロックで行われます。演算器ブロックと同次元で処理されるため、シーケンス制御と連続制御系が密結合され、DCSの最も重要な機能要件を満たします。

  • パラメータ設定ブロックは他ブロックの連続制御やシーケンス制御上のパラメータを一括設定するブロックです。前記した、連続制御とシーケンス制御との結合をより密にします。