DL30 FAQ13

Webロガー2(形式:DL30)を使用して故障の接点が入力されたとき、警報出力2点を出力して、盤面にあるランプの点灯とブザー警報を行っています。
ブザー停止の接点を入力すればブザーだけは停止、ランプの点灯はそのままとし、故障の接点が復帰したらランプを消灯するような仕組みを作成できますか?
<A>
DI001の故障が入力されたとき、DO001でランプ点灯、DO002でブザーON、DI002でブザー停止を行うように設定にします。実行すると以下のような動きになります。
(1)DL30用コンフィギュレータソフトウェア(形式:DL30CFG)で「デジタル入力(DI)」のDI001とDI002、「デジタル出力(DO)」のDO001とDO002を設定します。
(2)DI001 をDO001に出力します。DO001の「I/Oマッピング」で「DI」を選択し、「CH」を「DI001」にします。

図1 |
(3)DI001のONしたときにカウントを実行するため、パルス入力(PI)に登録します。図1の例では、デジタル入力(DI)のチャネル番号001 を指定しています。計測モード(DI)は @"UP"を指定し、「領域設定」をクリックします。

図2 |
(4)領域設定を行います。使用領域数:2とします。
A 上限値:0.000、下限値:0.000

図3 |
(5)領域2にある B【警報出力(DO)】をクリックします。カウント値が"0"を超えたときに「DO002」を「ON」にします。

図4 |
(6)DI002がONしたときにPI001の積算値をリセットする設定を行います。
図5 |
積算値がリセットして、DO002がOFFとなりブザーが停止します。
(7)DI001がOFFしたとき、DO001がOFFとなりランプが消灯します。
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