DL30 FAQ16

920MHz帯マルチホップ無線機器 くにまる®シリーズとWebロガー2(形式:DL30)を組合せて使用します。
くにまる子機と通信異常が発生したときにDL30から接点で出力する方法とタイマなどを設けて遅延させて出力する方法はありませんか?
<A>
Modbusスレーブ機器との通信異常になったときに、通信異常を出力する機能を使用します。
@ DL30用コンフィギュレータソフトウェア(形式:DL30CFG)で子機をスレーブに登録します。
「入出力」−「スレーブ設定」で登録します。(図1)
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図1 |
スレーブタイプ:Modbus/TCP
IPアドレス:親機に設定しているIPアドレス
ポート番号:502
通信異常出力 タイプ:MD、CH:001 MD(デジタル演算レジスタ(MD)を指定)
ノード番号:子機に割当てたModbusノードアドレス
A デジタル演算レジスタ(MD)に「通信異常出力」を登録します。図2は、MD001に割付けたときの設定です。
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図2 |
演算式:なし
ステータス(ON)オンディレイ:30(秒)
とします。その他の設定は任意で構いません。
上記設定により、通信異常が発生してから30秒後にMD001がオンになります。
B 次に、MD001のオン信号をデジタル出力(D0)から出力する設定を行います。
デジタル出力(DO)に「通信異常出力」を登録します。以下の図は、DO02に割付けたときの設定です。
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図3 |
I/Oマッピング タイプ:MD、CH:001子機1通信異常 を設定します。
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