MsysNet Q58

専用回線テレメータにおける伝送時間の目安が知りたいのですが、計算式はありますか?
<A>
モデムインタフェース(形式:SMDM)をテレメータとして用いる場合の伝送時間計算式*(理論上の最短通信時間)の例は、下記のとおりです。 (1) 伝送速度50bps(MOD1-K使用) 伝送時間=(5バイト×伝送グループ数+8バイト)/5+0.5 Sec (2) 伝送速度300bps(MOD2-K/MOD4-K使用) 伝送時間=(10バイト×伝送グループ数+8バイト)/30+0.5 Sec (3) 伝送速度1200bps(MOD3-K使用) 伝送時間=(10バイト×伝送グループ数+8バイト)/120+0.5 Sec
例えば、16グループを全て送る場合は、伝送速度を50bpsとすると 伝送時間=(5×16+8)/5+0.5=18.1 Sec となります。
*この計算式で求められる時間は、SMDM同士の機器間伝送端子の間でデータが伝わる最短の時間です。
データが通信のタイミングに乗り遅れた場合は、計算で求められた時間より、長い時間を要し、最長の場合で、計算時間の倍かかります。 また、実際にデータが入力され、相手局から出力されるためには、NestBusの遅れや、制御周期のタイミング等により、計算値より時間がかかります。 |