(ブロックチェック)
  ●垂直+水平パリティ
 II.連送照合
  ●2連送照合
  ●返送照合
  ●反転2連送照合
 III.CRCコード
  ●CRC-CCITT
  ●CRC-16
 MsysNetでは、16ビット長の「CRC-CCITT(*5)」方式を用いています。これと同じ方式である32ビット長のCRCは、ローカルエリアネットワーク(LAN)のイーサネットなどにも用いられており、非常に高い誤り制御能力をもった方式として広く認められています。

 (4)供給電源の種類が豊富

 AC85~132Vをはじめ、AC170~264V、DC24V、DC12Vを用意していますから、いろいろな設置環境に対応できます。たとえば、AC電源が確保できない場所においてもバッテリーを用いて動作させることが可能です。

 (5)親局が不必要

 データ伝送のための親局が不必要であるため、システム構築が自由に行えます。また、1システムに256台までの入力ユニットが接続できるため、例えば8000点以上(256×32=8192)の接点信号を扱うことが可能です。

 3.分散形多重伝送ユニット DLA

 “DLA”は多重伝送システムの中心となり、各種入出力信号をやりとりできるユニットです。DLAへの入力信号を、指定した別のDLAへ出力させることはもちろんのこと、1台のDLAへの入力信号を複数台のDLAに同時に出力させることもできます。このため、その組み合わせによるシステムの構築にはすばらしい拡張性があります(図2、図3参照)。

 4.リモートI/OインタフェースユニットDLC

 MsysNetでは、リモートI/Oインタフェースユニット“DLC”を用いることにより、多重伝送ユニットDLAの入出力信号をパソコンなどで直接監視・制御できます。
 DLCは、コンピュータとのインタフェースとして次の6種類を用意しています。
 I.RS-232-C
 II.GP-IB
 III.NEC PC-9800バス
 IV.VMEバス
 V.マルチバス
 VI.IBM PC/ATバス
 DLCは、直接バス接続ができるインタフェースをもっているため、コンピュータを使って高速な監視・制御が行えます。コンピュータとDLCをバス接続した場合、コンピュータは自身のメモリに読み書きすることでDLCとやりとりできます。(図4参照)

 5.テレメータユニット DLS

 MsysNetは、ツイストペアケーブルや光ファイバケーブルによる同一敷地内の多重伝送だけでなく、NTT専用回線や構内回線を用いて2地点に分散している2つの多重伝送ネットワークを結合できます。
 テレメータユニットDLSは、多重伝送ネットワークの情報をRS-232-Cインタフェースを用い

     


































<前ページへ次ページへ>

*. 本ウェブサイト上に掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。記載内容はお断りなしに変更することがありますのでご了承ください。

*. 本ウェブサイト上の表示価格には消費税は含まれておりません。ご注文の際には消費税を別途頂戴いたします。

MG 株式会社エムジー

Copyright © 1992 MG Co., Ltd. All rights reserved.