て通信する装置です。したがって、DLSに専用回線モデムを接続することにより、NTT専用回線を用いて、今まで接続することが難しかった遠距離多重伝送システムが構築できます(図5参照)。

 6.小形多重伝送ユニット 22Lシリーズについて

 エム・システム技研では、これまでにご紹介した多重伝送システムを変換器サイズ(幅50×高さ80×奥行き137mm)まで小形化した“22L”シリーズの開発を現在進めています。22Lシリーズは、従来の分散形多重伝送システムMsysNetの長所を受け継ぎ、省スペース化・低消費電力化・低価格化を目標としています(図6参照)。

 (1)22Lシリーズの特長

 22LシリーズはMsysNetと通信ラインを共有できるため、1本のツイストペアケーブルに22LとMsysNetが混在した非常に拡張性の高いシステムを柔軟に設計できます。
 また、MsysNetでは設置場所の確保が難しい場合でも、22Lシリーズでは変換器サイズにまで小形化されているため容易に設置することができます。
 すでにMsysNetをお使いのお客様は、MsysNetに接続しているツイストペアケーブルに22Lを増設するだけで使用でき、既設の設備を無駄にすることなくシステムを拡張して行くことが可能です。

     
<前ページへ次ページへ>

*. 本ウェブサイト上に掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。記載内容はお断りなしに変更することがありますのでご了承ください。

*. 本ウェブサイト上の表示価格には消費税は含まれておりません。ご注文の際には消費税を別途頂戴いたします。

MG 株式会社エムジー

Copyright © 1992 MG Co., Ltd. All rights reserved.