PART3 品質保証体制
8月号、9月号でエム・システム技研の会社概要を紹介してきました。今月は当社製品に対する品質保証体制についてご紹介させていただきます。
エム・システム技研の品質保証体制
エム・システム技研は、独自の『品質保証計画書』に基づき、品質管理活動を日々展開しています。この『品質保証計画書』は、従来大手計装メーカー数社の工場監査を受けたときどきのご指摘内容を吟味し、当社として必要と判断した事項を含め、そのつど追加・改善して築きあげてきたものです（写真1）。その内容の一部を、当社の主力製品である信号変換器を例にご紹介しましょう。
開発段階の終了確認
開発段階で試作評価が終了しますと、形式試験規格（JIS C1111参考）により試験を実施し、市場で問題が発生しないことを確認します。
試験の例としては、雷試験（写真2）、温度試験（写真3）、ノイズ試験（写真4）などがあります。
量産段階
形式試験に合格した製品は量産品として受注活動に入ります。量産段階では、工程図にそって作業が行われます。この工程のポイントには次のような特長があります。
