現在市販されているモデムの主流となっている通信速度が2400bps、MNPクラス5対応のもので十分です。
 上記以外の機器としては、テレカプラ・ミニから受信したデータを印字するためのプリンタやデータを蓄積するためのハードディスク、また瞬時停電に対応するための無停電電源装置などが考えられます。

 3.動作説明

 遠隔地側と監視側の準備が整い、テレカプラ・ミニが設備の監視を始めるとどのようにシステム全体が動作するのかをわかりやすくイラストで説明します(前ページ参照)。

 おわりに

 これまでは遠隔地側の設備と監視側のパソコンが1対1の場合を説明しました。将来もし監視したい設備が増えたときは、それぞれの設備にテレカプラ・ミニを設置するだけで監視側の機器構成(電話回線を含めた)を追加することなく遠隔監視が行えます。これは専用回線を用いた従来の遠隔監視では考えられなかった非常にすばらしい拡張性です。また監視側のコンピュータがパソコンでよいのは、各テレカプラ・ミニとは常時通信を行っていないため、テレカプラ・ミニの台数が増えてもパソコンのリアルタイム処理は増えず、負荷が一定しているからです。
 このように、まず1カ所の監視からはじめて徐々に本格的な遠隔監視システムが構築できるテレカプラ・ミニの拡張性に着目し、ユーザーの皆様に積極的に導入、活用いただけるよう願ってやみません。

     
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