■演算式の種類

 使用できる演算式の種類は下記のとおりです。ただし、ここではわかりやすいように簡略化した形で表現してあります。
各変数は、個別に係数(K)とバイアス(A)をもっていますから、プロセス演算式から規準化演算式への変形は比較的容易です。変数の内容は次のとおりです。




■プログラミング方式

 下記のように、テーブル(表)の形になっています。各ITEM(項目)は、固有の意味付けがなされています。3入力デジタル式演算器専用の表を見ながら設定を行います。

■テーブルの概要(演算式1の場合)




■項目の解説

ITEM 01:メンテナンススイッチ
 ソフトキーです。この項目にデータを設定しないと、他の項目のデータが変更できないようになっています。第三者が無意識に操作してデータを壊さないようになっています。
ITEM 02:Tag No。
 英数字10桁まで設定できます。
ITEM 03:出力値の設定と表示
 通常は出力値の表示を行います。ITEM 01をメンテナスモードにすると、プログラミングユニットから任意の出力値が設定できます。この機能を使えば、演算器の出力側に接続されている機器をテストできます。
ITEM 04~06:入力の表示
 各入力値を%表示します。
ITEM 10:演算式の種類の設定
 前述の演算式の種類を1~10の数字で設定します。
ITEM 11:入力の開平指定
 差圧伝送器からの入力信号が二乗特性のとき、開平演算を指定するのに使います。
ITEM 21~24:ゲイン
 K0~K3のゲインを設定します。ゲインの設定範囲は約±30です。
ITEM 25~28:バイアス
 A0~A3のバイアスを指定します。バイアスの設定範囲は約±300%です。

     

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