トI/Oを介して行います。一方、諸アナログ量の監視・制御は、同じくPCを主体とし、フィールドとの信号のやり取りを25・UNITを介して行います。このように、PCが中心にあってシーケンス制御と共にアナログ量の監視・制御をも行うため、両者の融合・システム全体としての応答性の向上が期待できます。
 なお、25・UNIT用変換器の一つとして、PID演算器(25PID)が用意されています。これと各種入力変換器を組み合わせることによって、PID調節計を実現でき、これを使えば、ローカル調節計を置くことになり、PCの負荷が軽減されます。また、25PIDはAUTO/MANUAL/CASCADEの切り換えにも対応できます。AUTOの場合、PCからは設定値SVを25PIDに与え、調節機能は25PIDが受け持ちます。MANUALの場合は、PCが調節機能を受け持ち、PCからの操作信号MVが25PIDを素通りして、フィールド側に与えられます。
 25PIDをAUTOおよびCASCADEで使ったときの信号の授受を図5、図6に示します。
 なお、マンマシンインタフェースであるパソコンに、具体的にどのような機能を受け持たせるかについては説明を省略しましたが、興味をお持ちの方は、参考文献5をご参照ください。








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