と表示され、入力のスケーリング最大実量が10.0Vであることがわかります。
 このように、モニターモードでは変換器にすでに設定されている諸データを表示・確認することができます。

入力レンジとスケーリングを変えてみる

 それでは、ソフトアイソレータの入力レンジとスケーリングを変更してみましょう。今回紹介しているソフトアイソレータJV-U3A-Rでは、入力レンジを0~0.5Vから0~10.0Vの範囲で変えることができます(5種類)。ここでは、今までの入力信号範囲設定0~10Vを1~4Vに変更してみましょう。
 まず、CLEARキーを押すと初期画面が表示されます。ここでGROUP 0 1 ITEM 0 1とキーインします。続けてDATA 1 ENTERとキーインすると、

と表示され、プログラムモード(PRG.MODE)になります。この状態で諸条件の設定、変更を行うことができます。
 次に、ITEM 1 1とキーインします。すると、

のように表示され、次にDATA 3 ENTERとキーインします。

 これで入力レンジを5Vに変更できました。続けて、入力スケーリングを変更します。ITEM 1 4とキーインすると

と、現在のスケーリング0%値が表示されます。続けてDATA 1 . 0 0 ENTERとキーインします。スケーリングの設定にあたっては、1.00のように実量値を入力します。

 これで入力スケーリング0%値が1.0Vに変更されます。次に、ITEM 1 5とキーインすると、

現在の入力スケーリング100%値が表示されます。続けてDATA 4 . 0 0 ENTERとキーインすると、

と表示され、入力スケーリング100%値が4Vに変更されます。このようにして、入力レンジとスケーリングを変更することができます。変更後は、ITEM 0 1 DATA 0 ENTERと押して、モニターモードに戻しておいてください。〔次号につづく〕

     

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