今月の変換器

瞬停処理シーケンサ 19RD

19RDは、工場で比較的多く発生する瞬停(瞬時停電)の復電時に必要な回転機群の再起動条件を設定するもので、最大突入電力を低く抑えることができます。すなわち、19RDを使えば、復電時に回転機の順次起動が行われ、工場のデマンドを低くおさえ、安全操業と経費節減に貢献します。

19RDの特長

●工場のデマンド管理による電気代の節減が可能
●点検・保守に便利なプラグイン構造
●回路はアナログ方式で、フリップフロップ回路を使っていないためノイズに強い
●内部タイマをもち、瞬停と停電の判定が可能
●復電時の再起動時間(瞬停と判断してから再起動までの時間)を設定できる
●停電検知電圧を微調整できる
●運転時の動作チェックが可能

瞬停処理シーケンサ19RDの応用例

 19RDを使えば、以下のように停電と瞬停の判定を行い、復電後それぞれに対応する処理ができます。
(図1のフローチャートに示す処理が必要なシステムにすべて使用できます)

例1:プラント稼働中の停電
  停電 プラントを初期状態から立ち上げる
  瞬停 自動再起動による順次起動
例2:コンピュータシステム稼働中の停電
  停電 手動によるデータ再構築
  瞬停 コンピュータ自動起動によるデータ修復
例3:病院・ホテルにおける停電
  停電 自動復帰不可能な装置の停止
  瞬停 自動起動による順次起動

     








<前ページへ次ページへ>

*. 本ウェブサイト上に掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。記載内容はお断りなしに変更することがありますのでご了承ください。

*. 本ウェブサイト上の表示価格には消費税は含まれておりません。ご注文の際には消費税を別途頂戴いたします。

MG 株式会社エムジー

Copyright © 1992 MG Co., Ltd. All rights reserved.