ドで接続します。
 接続すると、PU-2の表示器に初期画面が表示されます。

 ここでGROUP 0 1 ITEM 0 1とキーインし、メンテナンススイッチ(MTSW)をモニターモード(MON.MODE)の状態になっていることを確認した後、ITEM 1 0とキーインします。

 すると、上記のように表示され、熱電対の種類がK(CA)になっていることがわかります。続いてITEM 1 4とキーインすると

と表示され、測定温度範囲の下限が100℃と実量で示されます。さらに、ITEM 1 5とキーインすると

と表示され、測定範囲の上限が800℃に設定されていることがわかります。

熱電対の種類と測定温度範囲を変えてみる

熱電対の種類をJ熱電対に、測定温度範囲を50~300℃に変更してみましょう。前号で紹介しましたようにCLEARキーを押し、GROUP 0 1 ITEM 0 1 DATA 1ENTER とキーインします。

これでプログラムモード(PRG.MODE)になり、諸条件の設定、変更を行うことができます。続けて、ITEM 1 0 DATA 4 ENTERとキーインすると、

と表示されて、 熱電対の種類がJ(IC)に変更されます。次に、ITEM 1 4 DATA 5 0 ENTERとキーインし、測定温度範囲の下限値を実量値で入力します。

続けてITEM 1 5 DATA 3 0 0 ENTERとキーインして測定温度範囲の上限値を実量で入力します。

変更後は、ITEM 0 1 DATA 0 ENTERと押して、モニターモードに戻しておいてください。
 このように熱電対の種類や測定レンジを簡単に変えることができるため、各種熱電対や測定レンジに対応した変換器をストックしておく必要がなく、メンテナンス用の予備品を最少にすることができます。
 次回はパルスアナログ変換器を対象にしたPU-2の操作方法について紹介します。〔次号につづく〕

     

<前ページへ次ページへ>

*. 本ウェブサイト上に掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。記載内容はお断りなしに変更することがありますのでご了承ください。

*. 本ウェブサイト上の表示価格には消費税は含まれておりません。ご注文の際には消費税を別途頂戴いたします。

MG 株式会社エムジー

Copyright © 1992 MG Co., Ltd. All rights reserved.