2.リレーカードの機能

 リレーカードの基本構成は、図1、2のようになります。
 テストスイッチは、接点出力カードの場合「AUTO」位置ではDCSの出力信号によりリレーを動作させ、「ON」および「OFF」位置では、DCS信号によらず手動でオン/オフするために使用します。また、接点入力カードの場合は「AUTO」位置では現場接点によりリレーを動作させ、DCSの入力信号として出力されます。「ON」および「OFF」位置では、手動でオン/オフの模擬信号をDCSへ出力します。LEDは、リレーが動作したときに点灯し、リレーの動作が確認できます。
 これらの回路を基本として、ユーザーのご要求に応じて種々の変形動作ができるカードを用意しています。たとえば次のカードがあります。
(1)電磁弁駆動用の電圧出力を可能としたもの。
(2)ステータス出力をワンショット出力に変換するもの。
(3)ループバック機能によりソフトデバックを可能としたもの。
(4)DCS/PLCを絶縁するためのもの。
 このほか、お客様のご要求により種々作成いたします。

     


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