ホットライン日記


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 エム・システム技研では、大阪本社と東京支社にそれぞれ「ホットライン」を設け、変換器の使い方や仕様など、変換器に関するさまざまなご相談・ご質問をフリーダイヤルでお受けし、お応えしています。今月より「ホットライン日記」として「ホットライン」に、お客様より寄せられたお問合せ内容からいくつかを取りあげ、紹介してまいります。



 Q:リモ-ト設定のできる警報設定器はないでしょうか?仕様条件としては、
入力信号:DC4~20mA、DC1~5V
警報出力:上限または下限
電源:AC



 A:リモート設定器としてポテンショメータを使う方法があります。
 ポテンショメータは、比較的容易に入手ができ、取扱いも簡単であり、また電源などの供給も不要なため、設定器としてどこにでも取付けることができます。
 このポテンショメータを使って、リモート設定形の警報設定器を当社のアナログポジショナ“MEX-Bシリーズ”を利用して実現します。
 本来アナログポジショナは、ACモータ制御(正転-逆転)用に用意された製品で、設定信号(調節計などの出力信号)とフィードバック信号(弁開度信号など)とを内部回路で比較し、双方の信号が一致するまで開閉信号(接点)を出力するポジショナです。
 いま、図1の弁開度設定信号を入力信号として、フィードバック抵抗を警報のリモート設定信号に置き換えますと図2のようになります。Bの警報のリモート設定信号(ポテンショメータ)とAの入力信号が比較回路で比較され、Bの警報のリモート設定信号がAの「設定信号+不感帯」範囲外であれば「ON」、範囲内であれば「OFF」の判定が開閉信号として出力されます。
 なお、Bの警報のリモート設定信号は、変換器の4と6の端子からDC4~20mAに変換され出力しますので、電流計を接続すればそのまま警報設定値として読むことができます。
 以上、応用例を紹介しましたが、本来警報設定器には設定値にヒステリシス領域をもっていますが、“MEX-B”はアナログポジショナ特有

     















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