の各社で大々的に展示していました。ISAの展示はあまり大きくなく、レベルと流量制御のモデルを2セット展示しているのみで、HoneywellおよびFoxboroが中心になっているようでした。そのほか、エム・システム技研も一員であるHARTグループも展示されていました。

 防爆関係の展示

 防爆機器は、大きく分けると耐圧防爆と本質安全防爆に分けられます。ヨーロッパでは圧倒的に本質安全防爆が多く採用されています。日本やアメリカは耐圧防爆が圧倒的に多く使われ、事情は異なります。ヨーロッパでは、Cenelec(Comite Europeende Normalisation Electrotechnique)規格によって承認国で認定を受ければ承認国のどこでも使用できるようになります。今回のインターカマでも本質安全防爆機器が多く見受けられました。フィールドバス対応および通信用バリアも展示されていました。

 機器のケースおよび端子

 展示されている小形の機器のケースはDINサイズのケースが用いられていました。展示されている製品がきれいに一直線で並んでいますので、見た目には非常に良く見えました。日本ではメーカー間の競争が激しいため、統一は難しいと思います。端子も同様に決まった物が用いられていました。日本から輸出されている物がこのような形状で出荷されていないのに、製品が多く売れるのは品質の良さのためと感じました。

 DCS関係

 大手各社はDCSを展示していました。計測展やISAの展示会とは異なり、模擬プラントを動かして展示することは行っていませんでした。あまり新規性は感じられませんでした。

 PLC関係

 PLCも数多く展示されていました。これらの関係の展示ではほどんど全てと言って良いくらいパソコンが接続されていました。コンピュータのダウンサイジングが進んでいる中、今後の方向を示しているものと思います。使用されているソフトではWINDOWSが使用されているようで、いずれ日本でも広がるものと思います。

 そ の 他

 今回の展示品で多く目につく物はコントロールバルブ、可動線輪メータおよびデジタルパネルメータでした。また、測定器に表示機能を取り付けられており、今後表示機能が大事になってくるものと思います。

     
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