ISA(Instrument Society of America)は、日本語訳では、アメリカ計測学会といいます。ショーに関しては、北米では最大の計測制御および自動化に関するイベントで、国際会議と展示会で構成されています。毎年、アメリカの各地で開催されており、今年で47回目です。今年の展示会場はジョージブラウンコンベンションセンターでした。出展企業は過去最高の650社以上でしたが、展示面積は約13,000m2であり、従来のアストロドームの会場を予想していただけに、やや小さく感じられました。日本からは東芝、富士、横河、チノー、オムロンなども出展していました。
インターカマと同様、変換器やDCSなどの展示はあまりなく、コンピュータによるリモートI/Oシステムや私にはあまり関心のないバルブなどが多かったというのが第一印象でした。今回はとくに、フィールドバスとISO9000が印象に残った展示会でした。以下に各項目についての感想を紹介することにします。