ISA Show’92 REPORT

アメリカ合衆国 テキサス州 ヒューストン市
ISAショー’92視察を終えて


(株)エム・システム技研 開発部 課長

 今年のISAショーは10月19日から4日間、アメリカ合衆国南部のテキサス州ヒューストン市で開催されました。ヒューストンはアメリカでも10指に入る大きい都市です。アメリカ合衆国航空宇宙局(NASA)があり、ジョンソンスペースセンター(スペースシャトルのコントロールセンター)があることで世界的に有名な所です。
 今回で第7回と恒例になったエム・システム技研主催のISA視察研修ツアーに参加し、10月19、20日両日ISAショーを見学してきたので報告させていただきます。

 ISAショー概要

 ISA(Instrument Society of America)は、日本語訳では、アメリカ計測学会といいます。ショーに関しては、北米では最大の計測制御および自動化に関するイベントで、国際会議と展示会で構成されています。毎年、アメリカの各地で開催されており、今年で47回目です。今年の展示会場はジョージブラウンコンベンションセンターでした。出展企業は過去最高の650社以上でしたが、展示面積は約13,000m2であり、従来のアストロドームの会場を予想していただけに、やや小さく感じられました。日本からは東芝、富士、横河、チノー、オムロンなども出展していました。
 インターカマと同様、変換器やDCSなどの展示はあまりなく、コンピュータによるリモートI/Oシステムや私にはあまり関心のないバルブなどが多かったというのが第一印象でした。今回はとくに、フィールドバスとISO9000が印象に残った展示会でした。以下に各項目についての感想を紹介することにします。

 エム・システム技研のブース

 エム・システム技研の出展は今年で8回目で、ブースは1階中央付近で、Johnson YokogawaとHoneywellとの間にあり、よく目に入る絶好の位置にありました(図3、4)。日本国内の展示会と同様、変換器の数々を展示、ゴルフのパターコースなども多くのお客さまの目を引き、楽しんでいただけるよ

     











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