ださい。下のように表示されます。

 何やらむずかしそうな式がいろいろでてきましたが、操作は意外に簡単でしたね。これで各種設定や係数の入力は終了です。後は、カールコードを変換器から取り外すだけでJFKは動作を開始します。

 おわりに

 JFKには今回説明しました温圧補正以外に、右のITEM表のように様々な演算式が組み込まれています。これを利用すれば、3カ所の平均温度を求めたり、3本の配管の合計流量を求めたりといろいろなアプリケーションが考えられます。たとえば、3値の平均値を求めるときは、右表DATA2の次式を用いて、
 X0=K0{K1(X1+A1)+K2(X2+A2)+K3(X3+A3)}+A0
各係数を、
 K0=0.333 K1=1 K2=1 K3=1 A0=0 A1=0 A2=0 A3=0
とするだけで簡単に平均値演算が行えます。
 また、弊社では今回ご紹介しました3入力デジタル式演算変換器(形式:JFK)以外に、2入力のデジタル式演算変換器(形式:JF)や2入力の乗算器(形式:MM)など各種便利な特性変換器を用意しています。こちらの方もぜひご利用ください。
 さて、長い間ご愛読いただきましたこの「プログラミングユニットを使おう」の連載は今回で終了させていただきます。なお、これからもプログラミングユニットや変換器についての使用方法やご不明な点などがありましたら弊社ホットライン(フリーダイヤル:大阪 0120-18-6321 東京 0120-18-7270)または開発部の堀田までお気軽にお電話ください。
 ありがとうございました。
【堀田東勇・(株)エム・システム技研 開発部 副部長】


     











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