給できるようになっていますが、とくにデモではWINDOWSバージョンを多く扱っていました。デモ用のマシンはINTEL社のPENTIUMチップを搭載したPC-AT互換機が一般的でした。

その他

 米国内の労働安全基準であるOSHAの中で、プロセス制御による災害を避けるための規則1910.110が法令化するというニュースがありました。以前からISAで議論されているISO 9000での製造業者認定制度の国際規格の具体化と絡み合わせて、米国での安全性追求思想の更なる深まりが感じられました。
 展示会全体を見て、プロセス制御の世界でも確実にダウンサイジングが進行していると感じられました。日本ではまだ一般的ではありませんが、米国ではPLCがプロセス制御の重要コンポーネントとしての地位を築き上げ、また汎用アプリケーションソフトとPLCとの組合せによりマシン部を構築することが一般的になって行くと思われます。
また、このダウンサイジング化とともにフィールドバスに代表される機器のネットワーク化ということがさらに具体性を帯びて進行して行くと実感しました。現在の日本国内の不況を克服した後の新たな技術動向として考えて行くべき視点ではないかという印象を持ちました。


93ISAショー視察ツアーに参加して

 東工・バレックス株式会社
竹田勝利

 9月19日夕刻に大阪空港を出発し、サンフランシスコ経由で、曇り空のシカゴ(オヘア空港)に無事到着、翌20日、21日午前の両日、ISAショーの視察を行いました。
バルブメーカーに身を置く私にとって興味を持つところはやはり同業者の製品であり、バルブメーカーのブースを何社か視察しました。どのメーカーも騒音対策型の機種(ボール弁やバタフライ弁も)を展示していたのが目立ったように思いますが、製品自体には特別目新しいものを見つけることができませんでした。コンピュータに代表される電子機器類やそのほかの制御機器類の進歩に比べ、バルブ自体の基本的な構造はいつの時代もあまり変わらないということなのかも知れません。
 ISAショー視察後、シカゴ市内やナイアガラの滝、そしてニューヨーク市内など、各地を移動して見学しましたが、空から見渡す広大な土地や空港など日本では見ることができないアメリカならではの雄大な光景を目のあたりにして、改めて“小さな日本”を痛感しました。


'93 ISAショー視察ツアーに参加して

株式会社山武商会
 松浦 裕士

 成田空港より飛行機に乗り、途中ロサンゼルスで乗り換え、アメリカ合衆国のハートランドと呼ばれているシカゴに到着したのは成田を出発してから18時間後でした。近代的なシカゴのオヘア空港(映画「ホームアローン」に出てきたおしゃれな空港)からホテルのあるダウンタウンに向かうバスの中、時差ボケの私の目に飛び込んできた高層ビル、英語で書かれた看板を見て、アメリカに来たなと実感しました。
 展示会は盛況でした。今回の見学での印象は、日本では「アメリカの落ち込み」とマスコミなどで騒がれていますが、展示会を見ている限り、「やっぱりアメリカはパワーがある」と感じました。
 今回の展示会で、計装業界の話題のフィールドバス関連の展示、パソコンによるDCS対応、そしてISO 9000の取得のアピールという3点がたいへん印象に

     



























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