残りました。フィールドバスについては、今後変わり行く計装の姿を想像できました。これによって私達はどういう対応をとればよいか考える機会になり、今後の仕事に大いに役立ったと思います。
 また、噂に聞いていましたが、パソコンを使ったDCS対応のコーナーを大きく展示している会社が10数社あり、アメリカ計装業界のダウンサイジングが進んでいることを強く感じました。また、日本では専用コントローラを使っている分析機器でもパソコンでコントロールしており、日本市場との差を感じました。今後、日本でもパソコンの低価格化により、計装の世界が変わるなと強く感じました。


'93 ISAショー視察ツアーに参加して

株式会社一ノ瀬
 平井 眞巳

 展示会場の第一印象は、想像していたより小さく感じられたことです。しかし、大小様々なブースに各メーカーが分析機器、制御機器、変換器、ソフトウェア、バルブ、ポンプ、アクチュエータ、圧力ゲージなどの計装機器を出展しており、その出展の種類の多さには驚きました。
 私が関心を持って見学したインダストリアルソフトウェア関係では、インテルーションおよびワンダーウェアの2社のブースが他に比べて大きな面積を占め、数多くの見学者が詰めかけて、今とくに注目されていることが改めて感じとれました。
 今回の展示会ではISO 9000の取得を盛んにアピールしていたメーカーが目立ったこと、フィールドバスのデモンストレーション、そしてタッチパネルタイプのコンピュータが展示されていたことの3点が印象的でした。タッチパネルはディスプレイの画面を指でふれるだけで操作できるものです。後日、ニューヨークのIBMギャラリーを見学したとき、ここでもデモ用コンピュータのほとんどがこのタッチパネルタイプであり、今後の主流になると感じました。


'93 ISAショー視察ツアーに参加して

大明工機株式会社
 尾崎 真一

 ISAショーは北米最大の計測・制御および自動化に関するイベントで、日本か らは三菱、東芝、松下、横河などの企業が広いブースを設けており、ネレスジェームスバリーをはじめ、デズリック、メーソンネーランなど、日頃よりお世話になっているメーカーも数多く出展していました。出展内容も流量計や各種液面レベルセンサならびに空調機器と、当社の主力取扱商品である自動弁(バタフライ弁、ボール弁)などが数多く出品されていました。なかでも国内のバルテック社がブースを広く取っており、メーカーのPRも一段と活気がありました。
また、コンピュータ関係ではパソコンのハードだけのPRではなく、ソフトの内容を宣伝しているメーカーが目立ち、ツアーに同行した方々も「米国の電子技術は日本より2~3年進んでいる」と言っていました。私も、各メーカーのブースを見学し、パソコンの画面を見ながらフローの内容を聞き、パソコンのソフトでどこまで資料取りができ、また制御が可能かを知り、非常に感


'93 ISAショー視察ツアーに参加して

千代田化工建設株式会社
 境野 和行

 私たち千代田化工建設の社員は4日間かけてISAショーの視察をしたため、各ブースをくまなく見ることができました。

     





















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