VII.CRT画面の変更と修正が容易に行えます。
VIII.テレカプラはどこにでも設置できます。
IX.テレカプラの設置台数には制限がありません。
3．その他の応用例
今回紹介したアプリケーション例は、新潟県某市の工業団地向けに納入された、マンホールポンプ所の監視システムですが、遠隔地から各種データを収集し、監視、管理することが必要なケースは、この他にも多数あり、これを経済的に実現できる“テレカプラ”は無限の応用分野を持っていると言えます。
I.水道・ガス管網における末端圧の遠隔集中監視。
II.気象、大気汚染、水質汚濁、雑音振動データなどの集中監視。
III.ハウス栽培や茶畑などの内部、外部環境の遠隔監視による保守と損害防止。
IV.火力発電所、浄水場などの取水口水位の監視。
V.LPGガス基地の残量およびガス圧送装置の遠隔監視など。
今回はテレカプラ（形式：DKT）のアプリケーション例を紹介しましたが、テレカプラと同様に電話回線を利用して計測信号を伝送する“テレカプラ・ミニ”（形式：22T）もあります。テレカプラ・ミニの入・出力点数はテレカプラよりは少なくなっていますが、基本的な機能は同じで、コンパクトなプラグイン形です。計測点数が少ないときには、経済性の高いシステムの構築ができます。
なお、今回紹介しましたアプリケーションについてのお問合せは、エム・システム技研東京営業部の内田までお願いします。
【株）エム・システム技研東京営業部ホットライングループ】
今月紹介しましたアプリケーション『テレカプラによるマンホールポンプ所監視システム』の作成にあたりましては、本システムをとりまとめられました（株）堀内商会新潟支店本田和則様のご協力をいただきました。
