フトリニアライザの入出力関係は次のような折れ点設定を行います。
 等速応答変換器の入力をOFFにしてから13.6秒後、すなわち等速応答変換器の出力(ソフトリニアライザの入力)が2%(0.2V)になったときにソフトリニアライザの出力が50%(12.0mA)になるように折れ点を設定します。
 同様に60秒後、すなわち等速応答変換器の出力(ソフトリニアライザの入力)が8.8%(0.88V)になったときにソフトリニアライザの出力が75%(16.0mA)になるように折れ点を設定します。
 さらに660秒後、すなわち等速応答変換器の出力(ソフトリニアライザの入力)が97%(9.7V)になったときに、ソフトリニアライザの出力が100%(20mA)になるように折れ点を設定します。
 そのあと680秒後まで、ソフトリニアライザの出力を100%(20.0mA)に維持します。
 以上の入出力の関係を表1に、出力信号のパターンを図3に示します。

 
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 今回は、大口径バルブの開閉時間と開閉パターンを任意に設定する方法についての例を紹介しましたが、大口径バルブが比較的多く使用される代表的な設備として上水道、工業用水、下水道、海水淡水化などがあげられます。とくに、バルブ開閉時のウォータハンマー防止対策には有効です。このほか、開閉時間とパターンを任意に設定するシステムとして、遊園地の遊技機などのスピードプログラムや起動・停止のソフトスタート、ソフトストップにも利用できます。
 以上のアプリケーションについてのお問合せは、エム・システム技研東京営業部の内田までお願いします。
【内田勝己・(株)エム・システム技研東京営業部ホットライングループ】

     



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