ホットライン日記


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 Q:警報設定器の接点保護回路について具体的に説明してください。







 A:警報設定器の出力回路には、一般的に接点容量の大きい「リレー接点」が多く使用されます。その接点保護回路の代表例をいくつか紹介します。

 接点保護回路

 誘導負荷開閉の回路では開閉時の逆起電力(サージ)や突入電流(インラッシュ)により、接点の接触障害が発生する場合がありますので、接点保護素子(C-R、ダイオードバリスタ)を負荷または接点の近辺に取り付けます。

 I.C-R方式

     C:接点OFF時の放電抑制効果。
     R:接点ON時の電流制限。





 電源電圧が大きい場合は接点間に、小さい場合は負荷間に取り付けます。





 II.ダイオード方式





 III.ダイオードとツェナーダイオード方式

 復帰時間が遅れるときに効果的です。





 IV.バリスタ方式

 遮断時に発生する高電圧がバリスタに加わると、バリスタの特性からバリスタの抵抗が急に減少(大きな電流がバリスタに流れる)して、高電圧をバリスタが吸収します。
 電源電圧が大きい場合は接点間に、小さい場合は負荷間に取り付けます。




 不適当な保護

 (a)の場合:接点OFF時Cに蓄えられている容量が、ON時にCの短絡電流が流れるので、接点が溶着しやすくなります。
 (b)の場合:接点ON時にCへの充電電流が流れるので、接点が溶着しやすくなります。


     
















































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