ニューM・UNITシリーズ新登場
表示器付も加わりリフレッシュされたM・UNITシリーズ



(株)エム・システム技研 開発部 副部長


 エム・ユニットは二十歳

1973年にエム・システム技研が日本で初めての計装用プラグイン形変換器M・UNITシリーズを発表してから、今年でちょうど20年目になります。人間でいえば、今年は成人式ということになります。お陰様で今ではM・UNITシリーズは186機種に成長し、月産6,000台、変換器全体では年間20万台もの台数を世界中に出荷するまでになりました。これは、ユーザー各位のご声援の賜物と深く感謝しています。これを機会にM・UNITのリフレッシュを行い仕様・性能を拡充して、より便利な製品としてお届けすることにしました。さらに、表示器付のM・UNITも新発売することに致しましたので、これらの内容についてご紹介致します。

 リフレッシュの概要

 ●入力指示計付を用意
 ●ケースの形状変更
 ●高速応答形を用意
 ●入出力仕様の追加
 ●耐電圧AC2000V化
 ●供給電源仕様の追加 DC110V(DC85~150V)、DC48V、AC85~132V
 ●パルス入出力変換器7機種新発売
 ●電力用変換器5機種新発売
 ●便利な変換器4機種新発売

 入力指示計付M・UNIT

M・UNITシリーズおよびW・UNITシリーズの多くの機種に液晶表示形入力指示計付を用意致します。指示計の付く機種については(表3、4)を参照ください。
 変換器に指示計が付くといろいろな面で便利になります。まず、設備の立ち上げ時や定常運転時に不具合箇所をテスターで調べる作業は、大変面倒で時間もかかります。このとき、変換器に指示計が付いていると、ひと目で故障場所の切り分けが可能になります。
 また、定常運転時に予防保全を行う際、プラント操業のために稼働中のCRTを使用せずに、変換器の指示計により定常データの確認ができます。そのほか、電源が供給されているかの確認もできます。
 さて、この指示計はブロック図(図1)に示すように、変換器の出力回路(絶縁回路)の直前の値を表示します。つまり、カップル変

     
































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