に設置しても、相互に1対のより対線で多重伝送によって接続できます)
●システムの拡張
 1対のより対線で、入出力ユニットを追加することができ、システムの拡張が容易です。
●高速化
 モデム(形式:MOD4)が独立しているため、モデムを高速タイプに交換することにより、システムの高速化が可能です。
●保守調整
 1回線の専用回線でデータ伝送と同時に音声の送受信が可能ですので、立ち上げ調整時や異常発生時の連絡がすばやくできます。

 3.モデムのブロック図

 電話機

 日本インターフォン製電話機(形式:NTS-702Z、認定番号:L89-L 079-0)または相当品を使用します。この電話機は、受信側の受話器(ハンドセット)を外さなくても、スピーカから声が聞こえます。
 入出力ユニットの接点入出力各1点を、それぞれ電話の呼出しボタンとブザーとに対応して使用することによって、通常の電話と同様、相手を呼び出してから通話することも可能です。

 ハイブリッド回路

送信信号と受信信号を2線式の専用回線で同時に送受信するための分離・合成回路です。

 フィルタ回路

●ATT:送出レベル(送信信号の強さ)を設定する回路。DIPスイッチにより減衰量を設定できます。
●BPF1、BPF2:データ通信用フィルタ
専用回線の帯域品目(3.4kHz)が使用できる300~3400Hzの周波数帯域の内、データ信号は1600~1900Hzの周波数帯域を使用します。この帯域だけを通過させるフィルタです。
●BEF1、BEF2:音声通信用フィルタ
専用回線で使用できる300~3400Hzの内、データ伝送用に使用する1600~1900Hzの帯域を避けて、300~1400Hzおよび2100~3400Hzの両帯域の音声信号を通過させるフィルタです。音声信号は、1400~2100Hzの帯域の成分が消滅しますが、実用上、問題ありません。

     

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