今月のアプリケーション

等速応答変換器とソフトリニアライザの組合せによる
パソコン利用の水道監視システム


 パソコンが高機能・低価格になってきました。計装分野にもダウンサイジングの波が押し寄せ、パソコンを利用した計装システムが普及するのは時間の問題ではないでしょうか。
 ここで問題となるのがソフトウェアです。パソコンを利用するにはソフトウェアが必要ですが、これを個別にプログラミングしていては、ソフトウェアの生産性が上がらず、ダウンサイジングのメリットを十分には生かせません。そこで、プログラムレスでシステムが構築できるパッケージソフトを利用するのが、費用や開発期間の面で、また品質面、保守面で大変有効となります。
ここでは、神鋼パンテツク(株)で開発・販売している計装用パッケージソフトPMX-98の適用事例として、水道施設の遠隔監視システムを紹介します。なお、このシステムにはエム・システム技研製の多重伝送ユニットDATA・Mシリーズ(形式:DLC、DLA)およびテレカプラ(形式:DKT)を使用しています。

 1.システム構成

 このシステムは監視センタに設置されたパソコンと遠隔地の浄水場、ポンプ場にある多重伝送ユニット(DLC、DLA)およびテレカプラ(DKT)をそれぞれ専用回線、公衆回線で接続して、センタから

     

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