3.モジュールの相互関係(図1)

 外部信号の入出力

 制御カードが外部との間で信号を授受するときは、端子モジュールを使用します。この端子モジュールは、物理的な信号とソフトウェアの信号の間でデータを橋渡しする役目を担っています。
 ●監視・操作用伝送端子
 上位コンピュータ(パソコン等)が制御ループを監視・操作するのに必要な信号を送受信します。
 ●フィールド端子
 制御カードが直接、入出力するPV、MV信号などを取り扱います。
 ●機器間伝送端子
 ネットワークに接続されている他の制御カードや入出力ユニットとの間で伝送を行う窓口です。

 アナログ信号処理

調節モジュールとアナログ演算モジュールにより、アナログ入力信号を処理します。計装に必要な機能を実現する際には、各モジュールを単体で、または組み合わせて使用します。調節モジュールや演算モジュールが持っているスイッチや状態信号(=オン・オフ信号)は、シーケンス演算モジュールにより操作します。

 オン・オフ信号処理

 タイマ、カウンタ、内部スイッチとシーケンス演算モジュールとを組み合わせて、オン・オフ信号のシーケンス制御を行います。

 パラメータの自動設定

 パラメータ設定モジュールにあらかじめいくつものPID設定値などを設定しておき、シーケンス演算モジュールからのトリガー(送信指令)によって、目的のモジュールにパラメータを送り付けることができます。

     

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