3.機器間伝送のシステム構成例

 (1)比率制御

 図2の制御カード②、③および④により、流量の比率制御を行う場合を考えます。図3のようにライン1の流量測定信号をマスター信号にして、ライン2と3を比率制御します。このとき、制御カード②は、送信用機器間伝送端子によりライン1の流量信号をネストバス経由で他の制御カードに送信します。
 制御カード③および④は、受信用機器間伝送端子を介してライン1の流量信号を受信します。この信号に比率を掛けてライン2と3の流量設定信号にします。

 (2)アナログ演算

 1台の制御カードにより、温度・圧力補正演算を5ライン分処理する例を示します(図4)。
 図2のAi32点用ユニット⑤から差圧、圧力および温度信号を5ライン分入力します。これを制御カード②に入力して、5ライン分の温度・圧力補正付差圧式ガス流量演算を行い、Ao32点用ユニット⑥から出力します。

     






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