設計者からのメッセージ


(株)エム・システム技研 開発部 主任技師


 小形多重伝送ユニット22LAは、少入出力点数用アプリケーションに対応するため開発されました。従来の分散形多重伝送ユニット(形式:DLA)では入出力点数が少ない場合、システムの構築がコスト的に困難でした。
 たとえば、DLAの接点入力専用ユニットの信号数は最低でも32点であり、数点の信号を伝送したい場合にはコストパフォーマンスに問題がありました。また、DATA・Mシリーズを使用して既に多重伝送システムが構築されている設備に対しても、「あと数点増設したい」といった要求を満たすためだけに32点もの信号を扱うDLAを採用するのは少々勇気がいることだったと思われます。
 22LAを用いることにより、こういった不満はすべて解消できます。22LAを単に小形の多重伝送ユニットとして使用されるのはもちろんのこと、DATA・Mシリーズのコンピュータインタフェースユニットやテレメータユニットと組み合わせてシステムを構成し、それらのユニットの増設用I/Oとして接続することにより拡張性の高い多重伝送ネットワークが構築できます。
 多重伝送システムをご検討の際、「一度多重伝送を使ってみたい」とか「多重伝送を使ってみたいのだが、システム構成がよく判らない」など、気楽に当社のホットラインまでご連絡いただければ、最適なシステム構成をご一緒にご相談させていただきます。

     




<前ページへ次ページへ>

*. 本ウェブサイト上に掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。記載内容はお断りなしに変更することがありますのでご了承ください。

*. 本ウェブサイト上の表示価格には消費税は含まれておりません。ご注文の際には消費税を別途頂戴いたします。

MG 株式会社エムジー

Copyright © 1992 MG Co., Ltd. All rights reserved.