ニュープロダクト

電子式コントロール弁、エスペロールとエスペロール・mini
未来の流体制御を目指して!


はじめに

 一ノ瀬がコントロール弁製作に着手したのは、1988年10月25日に社名を現社名に改め、新たな企業へと再出発したのと時を同じくします。従来、事業の核としてきたバルブ製品など、配管機材の販売だけにとらわれることなく、広く流体制御の分野でのノウハウの蓄積に努めながら、より広範なニーズに対応できるよう、新たな分野に向けてスタートしました。また同時期に、エム・システム技研から電子式アクチュエータ(サーボトップ)の紹介があり、新分野への進出を目指す一ノ瀬にとって力強い味方を得ました。

1.エスペロール(コントロール弁)開発のねらい

 バルブメーカーとしては、ユーザーにご満足いただける製品を提供することが目標の第一であると考えています。
 新分野スタート時、一ノ瀬はコントロール弁については自社製品を持つに至っておらず、バルブ販売商社としての発想から、ユーザーのニーズに応えることができる優れたコントロール弁を提供するために、各メーカーのバルブ本体とサーボトップを自社の技術を生かしアセンブルする方針を採用しました。これは、特定一社の製品だけでは使用の範囲が限られてしまい、サーボトップの性能を十分生かすことができないと考えたためです。
 また、ユーザーからは“バルブメーカー付属のアクチュエータでは制御がうまく行かない、良いアクチュエータと交換できないものか”というご意見が多く聞かれ、何とかお役に立ちたいという思いもあり、このような方針をとりました。
 その後、研究・開発を積み重ね、またユーザーの仕様条件やコスト面での課題に対応し、FC弁、BC弁、SUS弁については現在自社製品を生産するまでに至り、さらに多くの種類の製品を開発しつつあります。
 開発されたコントロール弁については、一品種ごとに社内のCv値測定装置を使って性能の解析を行い、高品質のコントロール弁を出荷しています(図1)。

2.エスペロールとエスペロール・mini(図2、3)

 エスペロールとは、一ノ瀬製バルブ本体の商標である“エスペロ”と“コントロール”の合成語(新商標)で、サーボトップを使用した電子式コントロール弁をエスペロールと言い、またエスペロー









     















































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