ホットライン日記


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 Q:2つの信号があり、その一方の信号に任意の比率を乗じた信号がもう一方の信号より大きくなったときに警報を出力したいのですが、方法を教えてください。




 A:2つの信号をA、Bとし、このうち片方の信号に任意の比率を乗じるのですから、Aの信号に“比率変換器(形式:REB、REBS)”を接続し、その出力信号をCとします。“比率変換器”は入力信号に対して比率(直線特性0.5~3.0倍)のほかバイアス(入力スパンに対して-100~+100%)を付加することもできます。
 そして、信号Bを基準入力信号、信号Cを測定入力信号として“偏差アラームセッタ(形式:AYDV)”に入力します。すると、両信号の偏差(信号C-信号B)が、設定した警報設定値を超えたとき警報接点が出力されます(図1参照)。この警報設定値は基準入力信号(DC1~5V)のスパン(4V)に対して-50~+50%の範囲で設定できます。たとえば+5%に設定すると、信号Cが信号Bより5%(0.2V)以上大きくなったとき、警報接点が出力されることになります。
 この“偏差アラームセッタ”では、2点の警報値を設定することによって、それぞれ独立した警報接点を出力することができます。


 Q:変換器の入力抵抗について教えてください。




 A:温度、流量、圧力、回転数などの諸物理量を検出した後、任意の信号に変換するため変換器が使われます。この場合、変換器の入力抵抗は検出器(あるいは伝送器)の負荷抵抗となります。
 少し長くなりますが順を追って説明します。
 1)変換器の入力が電流信号の場合
 変換器の入力端子に受信用の抵抗を付け、この両端の電圧を信号として扱います。したがって、入力抵抗値は受信用の抵抗値そのものです。入力信号がDC4~20mAの場合、受信抵抗は一般に250Ωです(電流信号の種類によっては受信抵抗値が異なります)。

     
















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