直流電気信号としては、従来から重電の分野では馴染みの深かった「0から始まる信号」(たとえば0~1mA、0~5Vなど)はもちろんのことですが、最近では計装用統一信号である「0から始まらないバイアスをもった信号」(たとえば4~20mA、1~5V)もよく使われるようになってきています。
今、「PT変換器」や「CT変換器」に入力した電圧や電流の大きさに応じて直流電気信号が出力として得られると簡単に書きましたが、少し補足する必要があります。直流であれば話は単純ですが、交流の場合には電圧や電流の大きさが時間と共に変化するだけでなく正負までも変わりますので、どういう形でその大きさを評価するか(たとえば、整流後の平均値を考えるのか、実効値を考えるのかなど)によって、使用する変換器の仕様も平均値演算形や実効値演算形などと異なってきます。これはいずれの性能が優れているとか、劣っているとかの問題なのではなく、あくまで使用する負荷の性質や電源の波形の状態などの総合判断によって適切な形式のものを選定されるのが良いでしょう。
エム・システム技研では、「CT変換器」や「PT変換器」をプラグイン形、ボックス形、省スペース形、ラック収納形などいろいろなタイプで取り揃えています。詳しくは当社総合仕様書集『MSS』をご覧ください。

     





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