1~5V、0~1mA、4~20mAなど、一般の変換器と同じものを用意しました。また、出力の組合せも電圧と電圧、電流と電流はむろんのこと、電圧と電流の混在も可能です(図2)。
 入力、出力、電源間の耐電圧はAC2000Vを確保しています。また、各出力間でもAC2000Vの耐電圧を確保しています。
(3)入力
電圧入力については従来の線間電圧だけでなく相電圧の信号も直接入力できるように特別な端子を設けていますから、PTの接続方式(V結線、Δ結線)を選びません。なお、相電圧直接入力対応の機種は“交流電圧トランスデューサ”、“周波数トランスデューサ”、“電圧位相角トランスデューサ”です。
“電流入力トランスデューサ”については、電力設備の突入電流や故障電流などの過大入力に十分耐えるよう、トランスデューサ内部の補助CTの過電流強度として従来の製品に比べて40倍(2秒間)、20倍(4秒間)を満足させています。
 (4)構造
 “35・RACK”シリーズは取付方法がラックマウント形であることに伴って多くの構造的特長をもっています。まず、トランスデューサの直流出力を容易に盤正面から測定できるようにモニタ端子を設けています。この端子ではプラグ(短絡板)の脱着によってトランスデューサの直流出力と外部出力配線を分離できるようになっています(図3、4)。したがって、プラグを引き抜きここにテスターなどの測定器を接続すればトランスデューサの直流出力信号を盤正面で測定できます。また、装置立ち上げ時に信号発生器などを接続使用すれば、トランスデューサの動作に関わらず、トランスデューサの出力側に接続された機器の動作確認を容易に行うことができます。
 次に、ラックマウント形トランスデューサでは、盤の前面に数多




     









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