ホットライン日記


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次に負荷抵抗(たとえば変換器の許容負荷抵抗の最大値)を接続したときの電流(IX)を測定します。測定したIOとIXの値と、接続した負荷抵抗値(RX)とを式(4)に代入して変換器の出力インピーダンス(RO)を算出します。
 なお、ここに紹介した変換器の出力インピーダンスは正常動作しているときの値です。
3.望ましい出力インピーダンス
 一般的に、変換器の負荷変動による影響を極力少なくするため、電圧出力タイプの変換器の出力インピーダンスはできる限り小さい値、すなわち0Ωに近いほど良いとされています。また、電流出力タイプの変換器はその逆で、より大きい値、すなわち無限大であることが良いとされています。
 また、電圧出力タイプの変換器の出力電流(IX)は、出力電圧を発生させている変換器内部の回路の電流容量によって制限され、大きな電流が流れることがありません。さらに、電流出力タイプの変換器の出力端子電圧(EX)は、出力電流を発生させている変換器内部の回路の電圧によって制限され、大きな電圧が発生することはありません。



 Q:最大10,000パルス/hの流量パルスを2箇所に設置されている積算カウンタで表示したいと思います。このとき、積算カウンタへの最大入力値は、500パルス/hとします。最適機種構成を教えてください。



 A:ご要求の内容を実現するには、2つの変換器を使用することになります。図3の機器構成を参照ください。
I.10,000パルス/hの流量パルスを500パルス/hに変換する。
II.1つのパルスを2つのカウンタに接点分配する。
■機器仕様
I.“パルスレート変換器”(形式:PR)を使い、10,000パルス/hを500パルス/hに変換します。このときのパルスレート設定値は、5×10-2になります。
入力:有接点スイッチ、オープンコレクタまたは電圧パルス
出力:オープンコレクタ、無接点AC、DCスイッチ電源:各種AC、DC
パルスレート設定範囲:10倍から10-6
II.“接点分配器”(形式:KMT)を使い、1つの接点入力を絶縁された2つの接点信号にして出力します。
入力:有接点スイッチ、オープンコレクタ
出力:リレー接点、オープンコレクタ
電源:各種AC、DC

     





























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