電力トランスデューサの入力レンジ

(株)エム・システム技研 開発部 主任技師


 はじめに

 一般に生産工場やオフィスビルにおいては、そこで使用される電力量を計測、監視、記録することによって電力管理が行われています。電力会社から送られてくる幹線の電気は高電圧・大電流であるため、そこに計器用変成器を取り付けて降圧したり、電流を小さくしたりしたあと、電力用トランスデューサ(図1)を接続してノイズに強くリップルの少ない直流電気信号に変換します。この信号を中央監視室に伝送し、データロガーやコンピュータに取り込んで、電力管理が行われています。
 電力管理に用いられる代表的な電力用トランスデューサとしては交流電圧トランスデューサ、交流電流トランスデューサ、電力トランスデューサ、無効電力トランスデューサ、力率トランスデューサ、周波数トランスデューサなどがあ




     







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