ホットライン日記


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 Q:“スローパルス変換器(形式:SP)”や“超スローパルス変換器(形式:EP)”などパルス入力変換器の入力仕様に、「パルス幅がデューティ比20~80%」と記載されていますが、このデューティ比とはどういうことですか?




 A::パルス信号では周波数が同じであってもパルス幅は一定でなくいろいろの値をとることが考えられます。図1に示すように、パルス信号のデューティ比とは繰返し周期に対し信号がハイレベルにある時間の割合(t/T)のことで、デューティサイクルとも呼ばれています。
 パルス入力変換器では入力パルスの直流成分を除くためコンデンサを入力回路に入れてあります。そのため、入力周波数が変換器仕様の範囲内であっても、このデューティ比が仕様の範囲内(20~80%以内)にないと、入力信号を正しく読み取れないことがあります。したがって、パルス信号を入力する変換器を使用するときには、入力周波数のほかに入力のデューティ比についても確認してください。




 Q:電圧信号の最小値を監視したいのですが、適した変換器はありますか?





 A:“ピークホルダ(形式:PH、PHS)”があります。この変換器のホールド機能のうち、“最小値”つまり形式コードでLをお選びください(PHL-□□-□またはPHSL-□□-□)。
 “ピークホルダ”は入力信号の最大値または最小値を出力する変換器です。ここでご質問にある最小値を出力する“ピークホルダ”の、入力信号に対する出力信号の動きを図示します(図2)。図2の上段はメモリをコントロールする接点の状態を示しています。接点がONのときは出力は入力信号に追従し、接点がOFFのときは入力の最小値を出力します。なお、最大値を出力するときはこの逆で、入力の最大値を出力します。
 また、デジタル入力指示計付の“ピークホルダ”では、出力されている値が変換器前面にデジタル表示され、テスタや指示計がなくても出力値を読みとることができます。出力信号にはDC4~20mA、DC1~5Vをはじめ、豊富な直流電流・電圧信号を用意しています。

     














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