コンから一括設定できます。
 (4)ロギング機能
 DCS機能では、トレンド記録表示するため、定周期でデータを収集しています。このデータをIBM社のリアルタイムOS(OS/2)上で動作する表計算ソフト(ロータス)に渡すことにより、ロギング フォーマットを自由に作成できます。
 ロギングソフトは、パッケージ化が困難なため、ほとんどのシステムにおいてオーダーメイドで処理されてきました。しかしSFDでは、表計算ソフトでデータ処理を行うことにより、表計算ソフトが持つ高度の演算機能や作表機能、マクロ機能などを生かしてユーザーが自由にロギング フォーマットを作れるようにしました。
 SFDには、上記のソフトをユーザー専用ソフトに作り上げるためのビルダーソフト(システム構築ソフト)も組み込まれています。

 8.スーパー演算器

 MsysNetシリーズは、計装に必要な機能をすべて統合しています。それらの中で最も小規模なアプリケーション例として、スーパー演算器があげられます。
 10万円クラスのデジタル式演算器が使える演算式の数は、通常1個です。これでは、複雑な演算を行うときには、複数台の演算器が必要であるため割高になります。また、複雑な演算式になるほど、演算式を確定するのに時間がかかります。運転直前になって演算器が足りないことがあれば大変です。
 スーパー演算器として制御カード(形式:18MA、価格15万円)を使用すると、1台で30種類のソフト計器を40個使用できます。これは実用上、無制限の演算器が使えることを意味します。演算システムの構築には、プログラミングユニット(形式:PU-2)またはパソコン用ビルダーソフト(形式:SFE)を使用します。
 このスーパー演算器を使用して、ガス流量の温度・圧力・密度補正演算を行う例を図1に示します。

     

























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