9.テレカプラ

 テレカプラは、電話回線を使用してアナログ、パルス、接点信号などを送受信する伝送システムで、エム・システム技研の登録商標になっています。
 テレカプラは、わざわざ電話回線を新しく引かなくても、既設の電話回線をモジュラジャック用コネクタで分岐して接続できます。日本全国どこでも1~2通話で伝送が完了するので、経済的です。
 専用回線を利用するテレメータシステムは、常に最新データを知る用途に適しています。しかし、異常時または1日に数回程度データを送受信すればよい場合、テレカプラを既設の電話に分岐接続するほうが格段に電話料金が安くてすみます。また、電話局への手続きは、葉書を1枚出すだけです。
いままでテレカプラ システムを実現するときは、パソコンを使用するのが普通でしたが、MsysNetシリーズでは、パソコンを使用しないテレカプラ システムも構築できます。
 図2の例では、4箇所の子局のデータを親局で集中管理していますが、親局にはパソコンがありません。
 通話をするタイミングとして、次の種類が考えられ、ユーザーの希望に合わせて必要な機能をシステム構築時に組み込みます。
 I.親局側にある押ボタン スイッチを手で押す
 II.子局の異常接点入力
 III.外付きのカレンダ時計の信号による定時通話
ここで使用するテレカプラ・イ

     



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