システム例1：ガスタービンコージェネレーションシステム
ガスタービンコージェネレーション中央制御盤および排熱ボイラの各センサ信号を三菱製シーケンサMELSEC AシリーズのMELSECNETを使い、光ケーブルで伝送し、中央電気監視室に設置したモニタリング用パソコン（IBM PC／AT）にて運転監視を行っています。すなわち、データ収集と印字（各装置の瞬時データ、日報、月報、保安日誌の自動帳票印字）、およびアラーム発生のタグ名と発生時間を印字させています。
アニメーション画面では、ファンクションキー（F1）を押すことにより、各装置の詳細アニメーション画面メニュー項目がウィンドウポップアップで表示され、マウスでクリックすることにより変更されます。
また、トレンド画面のように各装置別にグラフ表示する場合は、項目メニューの中にさらに詳細項目メニューを用意しています。
すべての画面に共通して、画面下位部で主要運転動作状態の監視ができます。
本システム監視アニメーション画面数は、主画面44画面と、サブ画面5画面から構成され、取込みアナログデータ38点、デジタルデータ148点をパソコン内でスケーリング演算処理をし、各画面に表示しています。
システム例2：農業集落排水システム
各地域に分散された農業集落排水処理場の処理状況を専用電話回線を経由して、リアルタイムで中央監視センターに伝送することにより、データ収集および処理場の監視を行います。
データ転送にはいくつか方法がありますが、ここにあげた例では、処理場の制御盤に設置しているシーケンサのデータをモデムを経由し中央監視センターにあるホストシー
