パソコン計装システム第2回
Windows対応産業用マンマシンインタフェースモニタリングシステム

(株)一ノ瀬 エンジニアリング本部 技術課
システム設計グループ グループ長


 はじめに

 DOS/Vの誕生と共に、パーソナルコンピュータ(パソコン)の日本市場に、海外IBM PC/AT互換機メーカーが進出してきたことによって国内パソコンメーカーもIBM PC互換機へ移行してきています。
 パーソナルコンピュータの急速な低価格・高機能化とDCSソフトの充実によって、PA・FA用計測監視にも変化が求められています。高機能かつ洗練されたMMI(Man Machine Interface)を有し、システムに柔軟性があり、アプリケーションの開発期間も短くなり、プロジェクトコストとライフサイクルコストを削減できることが、産業用計測監視システムの必要条件となっていると言えます。
 そこで一ノ瀬では、産業用計測監視システムに求められるこれらの条件を本格的に実現するために、MS-Windowsを開発プラットホームとする米国Wonderware社が開発したパッケージソフト(InTouch)を使用し、パソコンベースの産業用計測監視システムを開発・商品化しましたので、その概要を紹介します。

1.なぜWindowsなのか?

 MS-Windowsの優れた操作性をそのまま保ち、マイクロソフト社のWindows戦略を継承することにより、パソコンおよびOS(Windows)の進化に伴って発展する未来志向形システムの実現が可能です。

 
     










 

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