ネットワーク統合形計装コンポーネントMsysNetシリーズ
スーパーDCS4月発売開始
DCSが変換器に入りました!!


  MsysNetシリーズの開発が進み、スーパーDCSが発売可能になりました。生産体制の都合により1994年6月から8月までは限定出荷、9月からは通常出荷になります。
 従来から使われてきた「パソコンと高価なワンループコントローラによるシステム」を、この「スーパーDCS」に切り換えることで、小規模システムでも中形DCSの機能が実現できます。しかもコストは、最小単位の1ループから経済的です。
1960年代に始まったDDC(Direct Digital Control)システムは、工場全体をたった1台のコンピュータで制御しました。そのとき理想とされた調節弁1台にコンピュータを1台使用する超分散制御を、約30年後の今年、1994年にエム・システム技研が工業計器業界のトップを切って実現しました。
 これが実現できたのは、LSIの集積度が年々向上して、変換器の小さなスペースにDCSの機能が入るようになったからです。コンピュータのダウンサイジングによって実現した高機能、高信頼度、低価格のパソコンと、このスーパーDCSとを組み合わせることにより、次世代のDCSが始まります。
 ここにあげた1ループ構成はスーパーDCSの最小システムであり、次の目的に役立ちます。
 (1)制御システム構築用
 スーパーDCSは、1制御出力単位に分散化されているため、1ループだけ事前に用意しておけば、実機が納入される前にシステム構築とデバッグを行い、データをフロッピィーディスクに用意しておくことができます。
 (2)保守用
 運転用のスーパーDCSに不具合が生じたとき、保全室で予備のスーパーDCSにフロッピィーディスクのデータをロードしてから交換します。
 (3)トレーニング用
 ユーザーが自社でシステム構築を行うとき、1システムあればゆっくり練習ができます。

     



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