データを交換します。主なデータとしては、各制御ユニットの制御カード内に存在する制御ループの設定値、測定値、操作出力値などがあります。SFDはこれらのデータをもとに、プラントを監視操作するための各種モニタ画面を提供します。
 使用するパソコンはIBM-PC/AT互換機とし、基本ソフトとしては日本語処理をソフトウェアで実行するDOS/Vを使います。パソコンの動作環境を表1に示します。

 監視操作パッケージソフト(SFD)の特長

 (1)マウス操作によるプラントの運転
従来から、コンピュータを操作するためのユーザー インタフェースとしては、一般にキーボードが使われています。DCSの場合も同様であり、DCSを操作するには専用キーボードが使われてきました。そして、このキーボード操作を覚えるには時間がかかります。
そこで、最近では人にとって楽な操作方法として、キーボードの代わりにマウスを使う方法が普及しつつあります。この方式では、CRT画面上にウインドウ表示されたメニューやデータをマウスで指し示すことによりコンピュータを操作できます。SFDでは、プラントの運転がマウス操作だけで行える仕組みを採用しました。プラントの運転にキーボードを必要としないため、キーボードを置くスペースが不要ですし、誤ってキーボードを操作してしまう心配もありません。
 (2)標準計器の操作画面を装備
 制御ループ監視操作用のユーザー インタフェースとして、パソコン用パッケージソフトには通常用意されていない調節計、指示計などの計器を表示し、操作できる画面を用意しています。
 (3)プラントモニタ用のグラフィック画面を作成可能
 使いやすい画面エディタで画面を作成できます。
 (4)オペレータ インタフェース機能の設定が簡単
 制御対象であるプラントが異なれば、このソフトで標準的に用意  

     



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