9.CRT+専用操作パネル

 緊急操作の際、CRT画面だけでは不便なことがあります。これに対し、MsysNetシリーズでは、リモートI/Oユニットを使用することにより、パソコン画面の近くに操作パネルを設置し、これを介してアナログ信号や接点信号を操作することができます。

 数ループまとめてMANに切り換えたいとき

 プロセスに異常が生じた場合、複数ループを一挙に手動状態に切り換えたいことがあります。このとき、CRTの8ループ画面の中から必要なループを探していては間に合いません。
 MsysNetシリーズでは、接点入力用リモートI/Oユニットを使用して押しボタンスイッチの接点信号を入力し、スーパーDCSの制御カード内のシーケンス制御機能によりPID制御ブロックをMAN(手動)状態に切り換えることができます。

 重要な測定値をデジタル表示させたい場合

 プロセスの特に重要な測定値を大形のデジタル指示計で常時、表示したいことがあります。
 このような場合、MsysNetシリーズでは、アナログ出力ユニットを監視室に置き、これにデジタル指示計を接続することにより、簡単にデジタル表示を実現できます。

 バッチ制御の重要な工程に到達したことを知らせるとき

 工程の途中で手動操作が必要なとき、または、反応内容を人が確認する必要があるとき、接点出力ユニットを接続しておけば、警報ランプやブザーで知らせることができます。この信号は、スーパーDCSのシーケンス制御ブロックから発信されます。

     

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