マレーシア編
“雷は天災？”エム･レスタからの提言
エム･システム技研製品は国内のみならず海外でも広く愛用されています。今回は、数あるご愛用例の中から、避雷器が身を呈して雷被害より電子機器を保護したマレーシアでの実例を、エム･システム技研のシンガポール総代理店のSEであるMr.Timothy Gohがレポートします。
｢エム･システム技研の避雷器、MDP-24-1がマレーシア、ジョホール地域のSungei Layang水処理場に納められ6か月が経過したある日、お客様よりエム･レスタについての質問があると電話を受け、すぐさまマレーシア、ジョホール地域に赴きました。現場管理者の話では、1993年末、雷が現場に落ち、その現場にはエンドレスハウザーの差圧伝送器とMDP-24-1が設置されていて、雷が治まった後、現場管理者が現場で確認したところ、エム･レスタの外観（図2）、納められているPVCケースにカーボン跡が認められ、PVCケースは変形、雷が落ちた後エム･レスタが正常に機能しなくなったとのことでした。どうやら、雷が直接、あるいはエム･レスタの間近に落ちた模様でした。
しかしながら、何よりもお客様が驚き感心されたことは、エム･レスタの先にあった差圧伝送器は何ら影響を受けることなく正常であり、ちょっとした避雷器で簡単に電子機器を雷から保護できたと言う事実でした。私はお客様に感謝されるとともに、新しくオーダーもいただいた次第です。私自身、このような経験は初めてなので非常に有益な経験となりました｣
さて、この実例が物語っているように、電子機器への雷被害についてはエム･システム技研製エム･レスタを取り付けることにより、お客様の大切なシステムを保護することができます。この場合のように、まれに雷の直撃を受けた場合でも、エム･レスタ自身は犠牲にこそなりますが、接続されている電子機器を保護します。
雷は天災と言われますが、少なくとも電子機器に対しては人災と成り得るのではないでしょうか？エム･レスタからの提言です。
