編集だより
梅雨があけて暑い夏がやってきました。エム・システム技研の本社がある大阪では、梅雨があけるころになるとクマゼミの合唱が始まります。それは自動車騒音に負けないほど騒がしいのですが、自然の風情として聞き流しているせいか、あまり「クマゼミ騒音問題」などということを聞いたことがありません。私が生まれ育った湘南地方はクマゼミの棲息の北限で、ひと夏のうち数回程度しか鳴き声を聞くことがありませんでしたので、初めてクマゼミの合唱を聞いたときには、大阪の暑さとともに閉口しました。しかし、最近はクマゼミの合唱を聞かないと梅雨があけた気がしません。
さて、『MS TODAY』5月号の読者カードで、本誌創刊2周年を記念した粗品進呈のお知らせを掲載しましたところ、用意した100個を大幅に上回るご応募がありました。ありがたく御礼申しあげます。ご応募いただいたすべての方々にお送りできませんので、まことに勝手ながら抽選にて決めさせていただき、100名の方々に「レターオープナー」をお送り致しました。また、機会をみて『MS TODAY』グッズを用意したいと思っています。最後になりましたが貴重なご意見をお寄せいただき、重ねて御礼申しあげます。
『MS TODAY』編集担当 岡
今月の新製品
センサ用電源付
パルスアナログ変換器（形式:JPAD）
本製品はパルス入力信号を直流信号に変換するプラグイン構造のスペックソフト形変換器です。センサ用電源を内蔵していますので、センサ側に電源を用意する必要がありません。無電圧接点パルス、電圧パルス、2線式パルスを入力でき（形式で選択）、幅広い入力レンジが設定できるうえ、5kHz～10kHzというような中間レンジの設定もできます。出力信号としてDC4～20mA、DC1～5Vのほか、各種直流電圧・電流信号が選択できます。警報機能を備えています。また、別売のプログラミングユニットで入力レンジ、ドロップアウト、サンプリング周期、警報設定値などの設定や変更、出力の微調整がソフト的にできます。容積式流量計のパルス信号などをアナログ信号に変換するときに有効です。
