『MS TODAY』で昨年から毎号のように関連記事を紹介してきましたエム･システム技研のMsysNetシリーズスーパーDCSのデモ機が出展され、来場者の注目を集めました。監視ソフト“ SFD”による電球表面温度制御と水柱の液面制御の実演展示にはお客様の質問が集中しました。
エム･システム技研のスーパーDCSのほか、協賛出展製品の中にもパソコンによる監視･制御ソフト、パッケージ監視ソフトなどの出展が目立ちました。
景気回復の兆しが見えたとたん、1米ドルが100円を割ってしまうなど、まだまだ不透明な日本経済ですが、ダウンサイジングの波は確実に計装の世界にも押し寄せてきています。性能、信頼性が格段の成長をとげたパソコンが、コントロールの分野に進出してくるのは時代の要求であるともいえます。アメリカではすでにパソコンを使った制御･監視ソフトが普及してきており、このような世界的な大きな流れは変わることなく、今後、日本でもアメリカと同様なことが起こる予想が実感できました。
盛況に行われた併設セミナー
各会場ともエム･システム技研を含めて3～5社の参加を得て、セミナーを開催しました。セミナーも展示と同様に、パソコンを使った監視・制御ソフトに関するものがメインになりました。東京、大阪の両会場とも用意した席が満席になるほどで、来場されたお客様が大きな関心をもたれていることがうかがわれました。
