今月の新製品

NTT電話回線利用の異常通報装置テレカプラシリーズ

テレカプラミニ(形式:22R)


 本製品はNTTの電話回線を使用して遠方に信号を伝送する異常信号通報装置です。エム・システム技研では、すでにテレカプラ(形式:DKT)やテレカプラミニ(形式:22T)を発売していますが、これらに加えてこのたび22Rを新発売します。
 本製品では下記のシステム構成例に示すように、ひと組のテレカプラミニが電話回線を用いてアナログ信号や接点信号を伝送することを基本にしていますが、電話機を接続して監視側から強制的に呼び出してデータを収集したり、ポケットベルに異常を知らせるシステムも可能です。
 現場に置かれたテレカプラミニ(形式:22R)が信号の入力状態を監視し、異常が発生したときに中央側のテレカプラミニまたはポケットベルに自動的に発信し、異常を知らせます。

ネットワーク統合形計装コンポーネント MsysNetシリーズ

スーパーDCSコンパクトシステム新発売


 『MS TODAY』で紹介してきましたネットワーク統合形計装コンポーネントMsysNetシリーズのうち、スーパーDCSコンパクトシステムを発売開始します。MsysNetシリーズには16ループ以下の小規模システムの計装に適したNestBusシステムが用意されており、今回、このNestBusシステムでスーパーDCSコンパクトシステムを実現できます。
 NestBusは伝送速度が19.2kbps、主ノード数が16、通信プロトコルはトークンパッシング方式を採用しています。小規模システムの場合には、NestBusだけで充分システムを構築できますが、将来、システムを拡張してノード数が16を越えるときには通信カード(形式:18LM)を介して計装LANに接続し、さらにNestBusを増設できます。
 制御カード(形式:18MA)は1制御出力単位のスーパーDCSを実現しています。この制御カードは1台で基本PIDや拡張形PIDなど7種類の調節ブロックから同時に2個使用でき、加減算をはじめとした32個の演算プロックから40個まで同時に使用でき、ほとんどの制御が可能です。フィールド信号の入出力には18・RACKシリーズを、またマンマシンインタフェースとしてパソコンを使用します。
 今回発売する製品
●制御カード 形式:18MA
●接点カード 形式:18MF□
●スルーカード 形式:18ME
●ネスト 形式:18MBA、18MBB、18MBC
●PLCインタフェース 形式:SMDL
●RS-232-C/RS-485変換器 形式:LK1
●リレー接点入出力ユニット 形式:SMLR
●監視・操作ソフト 形式:SFD
●ビルダーソフト 形式:SFE

     





























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