ホットライン日記


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 A:同じM・UNITシリーズの“マニュアルセッタ(形式:MS)”をチェック用の信号発生器として利用することが考えられます。マニュアルセッタはM・UNITシリーズのセンサ入力形変換器と同じピン配列になっていて、直接ソケットに差し込んで信号を発生させ、ループのチェックに使えます。
 一般に、熱電対からの温度信号をカップル変換器を介してDC4~20mAにし、記録計に接続して測定温度の記録をとるようなループをチェックするとき、センサに温度を与えたものとして、それに相当するカップル変換器の出力信号を信号発生器で発生させ、ループのチェックを行います。このとき、信号発生器を用意したり、チェックのための配線をしたり、かなりせわずらわしい作業を必要とします。
 一方、マニュアルセッタを用いれば、ソケットに差し込んでボリュームで出力信号を設定することにより、簡単にチェックが行えます。



 Q:点在する多数の箇所で、熱電対を用いて温度を測定しています。ここには数種類の熱電対が使用されていて、測定レンジも異なっています。そのうえ、毎月数回しか測定しないので、それぞれ別個に温度変換器を使用するのでなく、1台の変換器と記録計を持ち込んで測定したいと思います。このような場合に適した温度変換器はありますか。


 A:ご質問のような場合には、エム・システム技研のスペックソフト形変換器“JXシリーズ”が最適です。“JXシリーズ”の変換器では、入力やレンジの設定をハンディコンソール“プログラミングユニット(形式:PU-2A)で変更できます。“JXシリーズ”の中には熱電対用の変換器として“カップル変換器(形式:□JT)”があります。
 センサが熱電対の場合、熱電対の種類によって温度と出力の関係が違っていますから、従来の変換器では熱電対の種類ごとに別個のカップル変換器を用意せねばならず、月に数回程度しか測定しない箇所にそれぞれ変換器を取り付けておくには、初期コストがかかるだけでなく、保守品を含めて管理に大変手間がかかります。
 ご質問の場合、測定点の熱電対に変換器のソケットだけを付けておき、測定のたびに記録計と一緒にスペックソフト形カップル変換器を現場に持って行ってソケットに差し込み、プログラミングユニットを用いて熱電対の種類や入力レンジを変更し、測定・記録すれば、1台の変換器ですみます。ユニット形変換器としてはM・UNITシリーズのJTのほか、薄形のFJTなどがあります。

     




























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