ネットワーク計装部品 MsysNet システム
エムシスネット
MsysNetニュース
No.4

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 MsysNetシリーズの中核であるスーパーDCSは順調に出荷が始まり、実運転に入っているシステムもだいぶ増えてきました。スーパーDCSはエム・システム技研独自のコンセプトに沿って設計されていますが、一方ユーザーの方々のご意見も取り入れて改良を加え、製品の完成度を高める努力をしています。今回、稼働し始めたシステムに組み込まれている“PLCインタフェース(形式:SMDL)”はその1つの例です。
 当初、富士電機製PLC用の“PLCインタフェース(形式:SMDL-F1-K)”は1台のPLCに対して1台のSMDLしか接続できませんでした。このため、PLCとやりとりできる接点の数は1台のSMDLが処理できる512点が最大でした。
 今回稼働し始めたシステムでは、PLCから送られる接点データが1台のSMDLの処理限度を超えていました。それに加え、PLC側で使用するメモリはI/O部分のメモリを使用することになっていました。これに対しI/O部分以外のファイル領域を使用してほしいとのご要求がありました。
 これらのご要求を満たすようにソフトを改良して、1台の富士電機製PLCに複数台数(16台まで)のSMDLを接続できるようにし、メモリの使用領域も変更しました。
 すなわち、当初は1台のSMDLで512点のデータしか扱えなかったものを、ユーザーからのご要求に対応してPLCの機能を十分引き出せるようにソフトを改良し、この機能を標準機能としました。
 スーパーDCSはユーザーの方々のご意見を取り込みながら製品化を進めています。より良い製品とするため、皆様から積極的にご意見、ご要望をお寄せいただきたいと願っています。

 MsysNet稼働実績のご紹介

MsysNetシリーズで順調に立ち上がったシステムはすでに10を超えています。

I窯業会社

 このシステムは、今まで出荷されたシステムの中で規模が最大であり、立ち上げ時には立会いを要請され、エム・システム技研も参加しました。
 ●SFD:1台 ●DLC2:1台
 ●18LM:4台 ●SMDL:2台
 ●18MA:60台 ●変換器:60台
 ●JB:10台 ●その他
 接点信号については富士電機製のPLCを介して18MAとやりとりを行っています。
 “PLCインタフェース(形式:SMDL-F1-K)”は、当初製品化したものでは1台のPLCに対して1台しか接続することができず、PLCからの接点信号は512点までしか処理できませんでした。このシステムでは約1,000点の接点信号をPLC経由で18MAに出し入れする必要があり、従来の製品では対応できなかったためソフトを改良し、1台のPLCに対してSMDLを16台まで接続できるようにしました。
 “操作監視ソフト(形式:SFD)はロギング機能付で、M-Busに対応した製品です。ロギング機能も順調に作動し、何ら支障なくデータがプリンターから印字出力されました。
【(株)エム・システム技研 製品担当取締役】

     























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