します(図2参照)。

5.PID実習セットの設置と接続

 PID実習セット構成機器をAC100V電源およびパソコンに接続すれば、直ちに使用できます。実習場所としては、振動がないところを選んでください。

6.チューニング(実習)画面

 チューニング画面ではPV、SV、MVの瞬時値(デジタル表示)とトレンドグラフ、設定値、PID定数などの値がリアルタイムに表示されます。この値の変化からPID制御を学びます(図3)。

おわりに

 実際の製造現場で自動制御を学ぼうとした場合、PID定数を安易に設定したり変更すれば直ちに製造中の製品に影響しますから、試運転調整時または定修時に限られてしまいます。そこで現場と同じ状態で体験的に実習できるように、このPID実習セットを開発しました。プラントの運転操作に従事している方々をはじめ、これからPID制御の基礎を学ぼうとしている企業または工業高校、専門学校、大学の工学系の方々の教育、実習、教材用として幅広くご利用いただけます。このほかに温度制御を対象とした実習セット(形式:PID-T)も用意しています(本誌1995年3月号に記事を掲載)。製品について詳しくお知りになりたい方は、下記のホットライン(フリーダイヤル)まで、お問い合わせください。
 大阪 0120-18-6321
 東京 0120-18-7270
 また、エム・システム技研では、毎月、大阪、東京でMKセミナー(PID制御コース)を開催していますので、ぜひこの機会もご利用ください。参加ご希望の方は、下記までご連絡ください。
 MKセミナー事務局
 大阪 TEL.06-659-8207
   担当:早川(秋本)
 東京 TEL.045-451-6060
   担当:飯室(内田)

     








<前ページへ次ページへ>

*. 本ウェブサイト上に掲載されている情報は、掲載した時点での情報です。記載内容はお断りなしに変更することがありますのでご了承ください。

*. 本ウェブサイト上の表示価格には消費税は含まれておりません。ご注文の際には消費税を別途頂戴いたします。

MG 株式会社エムジー

Copyright © 1992 MG Co., Ltd. All rights reserved.